×

マンU、ローマ、レアルが食指?解任されてもモウリーニョ大人気

[ 2015年12月20日 11:25 ]

19日2部ブライトン&ホーヴアルビオン対ミドルスブラを観戦したモウリーニョ前チェルシー監督は、心機一転?なのか髪が短くなっていた(AP)

 昨季リーグとカップ戦の2冠に導きながら、今季成績不振で17日に事実上解任されたチェルシー(イングランド)のジョゼ・モウリーニョ前監督(52)が、ローマ(イタリア)からの監督就任オファーを断ったと伊メディアが報じた。解任直後から古巣レアル・マドリード(スペイン)への復帰や、マンチェスター・ユナイテッドのファン・ハール監督の後任候補としても名前が挙がっており、依然絶大な人気を誇る。

 同一チームで2度目の解任となったモウリーニョ氏だが、指揮したチームでいずれもタイトルを獲得した手腕は高く評価されており、欧州メディアは「次に就任するチームはどこになるか」と報道が過熱している。

 イタリアではローマがガルシア監督の後任候補として、就任のオファーを出したが、モウリーニョ氏が固辞したと報じられている。スペインでは今夏就任したベニテス監督のもと、3位と成績の振るわない古巣Rマドリードのファンから復帰を望む声が大きい。

 イングランドでは、チェルシーのライバルでもあるマンチェスターUがファンの支持が得られず、成績も下降していることから、ファン・ハール監督を解任し、モウリーニョ氏を招へいするのではと噂されている。マンチェスターUは19日ホームでのノリッジ戦でリーグ戦2連敗を喫し、5位に転落したファン・ハール監督にはブーイングが浴びせられた。

 モウリーニョ氏は19日、イングランド・チャンピオンシップ(2部)ブライトン&ホーヴアルビオン対ミドルスブラが行われたファルマー・スタジアムで試合を観戦した。Rマドリード時代にアシスタント・コーチだったカランカ氏が指揮するミドルスブラを訪ねたと思われ、愛弟子が3―0で快勝し首位に浮上した試合を楽しんだ。

 ファルマー・スタジアムは今夏ラグビーW杯で日本代表が南アフリカ代表を34―32で下し、歴史的勝利を挙げた場所でもある。

続きを表示

2015年12月20日のニュース