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栃木、J3自動降格決定的に…大分は21位以下決定

[ 2015年11月14日 18:18 ]

 J2は14日、各地で第41節の11試合が行われ、21位の大分は首位・大宮に2―3で逆転負けを喫して勝ち点38から伸ばせず、最終節を残して21位以下が確定した。最下位22位の栃木はホームで京都に0―1で敗れて勝ち点35のまま。大分との勝ち点差は3だが得失点差は「13」となり、J2残留は絶望的となった。

 栃木は前半23分、右サイドのFKからMF金南一に決められて先制点を献上。前後半通じて京都を上回る12本のシュートを放ったが得点にはつながらず、12試合勝利なしでJ3自動降格が決定的となった。

 大分は首位大宮を相手に前半をスコアレスで折り返すと、後半4分にMF松本昌の左クロスが相手DFの体に当たってゴールに吸い込まれ、ラッキーなオウンゴールで先制。9分にはCKからDF若狭がヘッドでそらしたボールがまたも相手DFに当たってゴールとなり、2点のリードを奪った。しかし、勝てば優勝とJ1復帰が決まる大宮は、同24分、36分にムルジャのゴールで同点に追いつくと、終了間際の42分には家長が執念でPKを決めて逆転に成功。悪夢の黒星を喫した大分は勝ち点43の20位・岐阜との差を詰められず、J3の2位との入れ替え戦に出場する可能性が高くなった。

 23日の最終節で、栃木はアウェーで札幌と、大分はホームで磐田とそれぞれ対戦する。

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2015年11月14日のニュース