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横浜“36日がかりの一戦”制す 再開試合でJFL勢下し天皇杯3回戦へ

[ 2015年10月11日 14:05 ]

<横浜・MIOびわこ滋賀>後半、MIOびわこ滋賀・大杉(左)と競り合いながら攻め込む横浜・伊藤

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦 横浜3―1MIOびわこ滋賀

(10月11日 日産ス)
 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会は11日、豪雨のため9月6日に後半途中で中断していた横浜(J1)とMIOびわこ滋賀(JFL)の2回戦を1―1の後半28分16秒から再開。延長戦の末、横浜が3―1で“36日がかり”の一戦を制し、中3日で14日にJ2大分と対戦する3回戦(大銀ド)へ進出を決めた。

 試合は前回のニッパツ三ツ沢球技場から日産スタジアムに決戦の場所を移して行われ、両チームともサブを含めて中断時点と同じメンバーとし、新たに補充できないルール。ケガ人が出た場合はサブメンバーから選ぶことになっていたため、横浜は負傷離脱中のDF小林とFW斎藤に代わってDF奈良輪とMF藤本が入って再開試合に臨んだ。

 だが、後半ロスタイム3分を含めても決着がつかず、1―1のまま延長戦へと突入。そして迎えた延長前半5分だった。横浜は右サイドからのクロスを9月6日の試合で同点PKを決めているFWアデミウソンが頭で仕留め、ついに2―1と逆転。さらに同14分にもFW伊藤が決めて3―1で決着をつけた。

 9月6日の試合は、MIOびわこ滋賀が前半2分にMF村上のゴールで先制。横浜は後半8分にアデミウソンのPKで1―1の同点に追いついたが、豪雨でピッチ状態が悪化し、14分間中断後の後半29分に中止となっていた。

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