澤“ミセス１号”お預け　ＩＮＡＣ神戸、決定力不足でドロー

＜千葉・ＩＮＡＣ神戸＞後半、ドリブルで攻め込むＩＮＡＣ神戸・中島

なでしこリーグ上位リーグ第１節 ＩＮＡＣ神戸１―１千葉

（10月10日 フクダ電子アリーナ）
　なでしこリーグのレギュラーシリーズの上位６チームと下位４チームに分かれてのエキサイティングシリーズが開幕し、上位リーグ１試合が行われた。レギュラーシリーズ２位のＩＮＡＣ神戸は、同４位の千葉に１―１で引き分けた。上位リーグはレギュラーシリーズの順位に応じた勝ち点を持ち越し、１回戦総当たりで行われる。

　ＩＮＡＣ神戸はシュート数１８―８と圧倒しながら決め手を欠き、手痛いドローを喫した。前半２７分、川澄のクロスを中島が頭で押し込んで先制したが、直後に失点。後半は攻め立てながらも勝ち越せず、中島は「決定力不足」と肩を落とした。“ミセス１号”がまたもお預けとなった澤は「攻撃の面で質を上げていきたい」と改善を期した。