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イラン代表エース不在も「どのポジションにもいい選手」日本警戒

[ 2015年10月11日 09:50 ]

 相手エース不在で日本は勝利が必須となった。今回の親善試合ではFWゴーチャネジハド(イングランド2部チャールトン)が招集外。同選手はイラン生まれで幼少期にオランダに移住し、U―19オランダ代表としてプレーした経験がある。

 A代表ではイランを選択し、14年W杯ブラジル大会のボスニア・ヘルツェゴビナ戦でチーム唯一のゴールを挙げた。「エースとして引っ張っている」とイラン代表関係者も明かす攻撃の核が日本戦には出場しない。それでも霜田技術委員長は「どのポジションにもいい選手がいる」と警戒しており、イランにとっても今年6月のウズベキスタン戦以来となる強敵との親善試合。8万人を超す地元サポーターが詰めかければ、日本は厳しいアウェー戦を経験できる。公務のためイランを訪れる岸田外相も観戦の予定。必勝という重圧を乗り越えてこそ、ハリルジャパンはひと回り強くなる。

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2015年10月11日のニュース