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浦和 痛い勝ち点1 興梠弾で先制も鳥栖に4試合ぶり得点許す

[ 2015年10月3日 18:51 ]

<浦和・鳥栖>引き分けに渋い表情の柏木(左から2人目)ら浦和イレブン

J1第2S第13節第1日 浦和1―1鳥栖

(10月3日 埼玉)
 前節、好調の鹿島を下し第2ステージ3位に浮上した浦和だが、今節は3試合連続無得点の鳥栖を相手に苦戦。FW興梠のゴールで先制するも追いつかれ、第2ステージ制覇が遠のく痛い引き分けとなった。

 前半23分、日本代表に復帰したMF柏木の左CKに那須が中央で競り勝つと、ボールはゴール右でフリーになっていたFW武藤の足元へ。武藤のシュートは相手GK林に弾かれたが、こぼれたところをFW興梠が押し込んで先制した。

 しかし同31分、裏に抜け出した鳥栖MF吉田にGK西川と1対1の場面を作られると、これを決められて失点。それまでほとんどチャンスを与えていなかった浦和だが、一瞬の隙を突かれた。

 後半、多くの決定機を作った浦和だが、ゴール前で体を張る鳥栖DF陣を前に得点を奪えず。15本ものシュートを放つも、奪った得点は前半の興梠のゴールのみに終わった。カウンターからピンチを迎え、日本代表GK西川の好セーブで何とか難を逃れる危ないシーンもあった。

 試合後、ペトロヴィッチ監督は「我々の今日の目標は勝つこと。もちろん不満はある」と前置きした上で「もし鳥栖に後半の2度の決定機を決められていたら負けていたかも、反対に最後のチャンスを決めていたら勝利できたかもしれない。最終的に引き分けという結果は、妥当だったと感じている」と結果を受け入れていた。
 

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