松本、９戦ぶり勝利も降格圏は変わらず　反町監督「残り４戦、首の皮一枚」

Ｊ１第２Ｓ第１３節第１日 松本１―０清水

（10月3日 松本）
　松本がＪ１残留を争う清水との直接対決を１―０で制し、７月２５日の甲府戦（中銀スタ）以来９試合ぶりの勝利を挙げた。前半３６分、ＭＦ岩上が決めた直接ＦＫによる１点を守り抜いた。

　だが、年間順位はＪ２への降格となる１６位から変わらないこともあって、反町監督も選手も笑顔はなし。

　岩上は「勝たなきゃいけない状況だったので勝てて良かった」と話したが、厳しい表情は変わらず、反町監督も「もう１点取れればもう少し落ち着いた展開で出来たと思うが、それが我々らしいと言えば我々らしいが、次に取っておきます」とし、「ラスト４試合、我々はもう本当に首の皮一枚つながっている状態なので、それを覆すためには相当なエネルギーを費やしてやらなければいけないので、努力してやりたい」と前を向いた。