Ｃ大阪　負けられない徳島戦へ、ＣＢ陣がクロス対策敢行

　負けられない一戦に向け「対策」に着手した。Ｊ２で現在３位のＣ大阪は２５日、アウェー徳島戦（２７日、鳴門大塚）を控えて調整。山下、染谷、中沢、茂庭のセンターバック陣は、個々にサイドからのクロスをはね返す練習を敢行。対戦する徳島の特徴を落とし込んだ練習で、染谷は「（徳島は）クロスだったりアーリークロスがあるし、どう対応するか」と説明した。

　２０日に首位大宮に競り勝ちながら、前節の水戸戦で痛いドロー。２位磐田とは勝ち点３差に開き、４位福岡に勝ち点１差に迫まれた。自動昇格に向けた正念場を迎えており、残り９試合は敵地でも勝ちきる強さが求められる。首位大宮とは勝ち点１３差と優勝が厳しい中で、アウトゥオリ監督は「現実的には２位を目指すことが大事。ただ、何が起こるかは分からない」と話した。