ＪＦＬ沼津　ゴン背番は「３９」　来季の契約も視野

ＪＦＬアスルクラロ沼津に加入することになった元日本代表ＦＷ中山雅史

　ＪＦＬのアスルクラロ沼津は元日本代表ＦＷ中山雅史（４７）の加入を発表した。背番号は３９で、当時Ｊ１札幌だった１２年度以来、３季ぶりの現役復帰。関係者によると、中山はこれまで通り都内に拠点を置き、膝のリハビリ、テレビ解説などの仕事を続けながら、練習への早期合流を目指す。

　出場選手登録が順調に進めば、２０日の栃木ウーヴァ戦から出場可能となるが、当面はコンディション回復が最優先。契約は今季終了までだが、吉田監督は「貪欲にゴールを狙うプレーはチームに合っています」と話し、沼津幹部も中山のピッチに立ち続けたいという思いを支えていく考え。体調などで支障がなければ、来季も契約を継続する方向性とみられる。

　空き番号から本人の希望も聞いた上で決まったという背番号３９は、慣れ親しんだ９に合わせたもので、感謝の言葉「サンキュー」にも通じる。沼津側はレプリカユニホームなどグッズ製作の準備に入り、中山のスケジュールが合えば復帰後、ホーム初戦となる１０月３日のソニー仙台戦で、サポーターにお披露目するプランも持ち上がっている。