武藤　初の代表帰り経験も元気にフル出場「最初は重かった」

シャルケ戦で競り合うマインツの武藤（右）

ブンデスリーガ マインツ１―２シャルケ

（9月13日）
　マインツのＦＷ武藤は１３日、敵地のシャルケ戦にフル出場。１トップでプレーし、０―１の前半４２分には同点弾の起点となった。右サイドを抜け出しファーサイドにパス。クレメンスのシュートは右ポストを直撃したが、マリがこぼれ球を押し込んだ。「なんとかフリーなのが見えていたので。あれがゴールにつながって良かったかなと思います」。８月２９日のハノーバー戦に続く２戦連発は逃したが、しっかり存在感を示した。

　欧州移籍後、日本代表から戻って試合に臨むのは初めてだったが「重い印象があったんですけど、最初のつらい時間を乗り越えたら、あとは良くなってきたと思う」と高い順応性を見せた。１８日のホームでのホッフェンハイム戦へ向けて「次はサポーターの前で勝てるように」と誓った。