千葉市に代表“強化拠点”建設予定　１９年度竣工目標

　日本サッカー協会が千葉市に建設予定の日本代表の専用トレーニング施設「ＪＦＡナショナルフットボールセンター（仮称）」が１９年度の竣工（しゅんこう）を目指すことになった。１１日に千葉県庁で日本協会と千葉県が完成や運営について、互いに協力していく基本協定を締結。

　関係者が「五輪に向けたキャンプを誘致するためにも五輪の前年度までには使えるようにしたい」と明かした。施設は天然芝２面、人工芝１面のグラウンドに加え、フットサルやビーチサッカーのコートも整備。大仁邦弥会長は「日本代表の強化拠点となる自前のフットボールセンターを造るのは夢だった」と語り、森田健作知事は「千葉県、幕張を世界に発信したい」と力を込めた。