Ｇ大阪　昨季の再現だ！ＧＫ東口４連続零封へ気合

　Ｇ大阪は、鉄壁の守備で、逆転Ｖへの足がかりとなる勝ち点３を奪う。Ｇ大阪は１１日、吹田市内で、１２日の鹿島戦（カシマ）を前に非公開で最終調整し、敵地へと向かった。

　第２ステージ首位を走る鹿島とは勝ち点７差。負けられない一戦に向けて、出場した試合は３戦連続無失点中の日本代表ＧＫ東口は「代表で出られなかった分、調整の難しさはあるけど、良かったときと同じようにゼロに抑えられたらいい」と“４連続”に意欲。守護神同様、Ｗ杯アジア２次予選で出番がなかった同代表ＤＦ丹羽も「モチベーションは高い。鹿島は好守の切り替えが早いけど、ガンバがそれ以上に早くすれば圧倒できる」と自信をにじませた。

　３冠達成の昨季も、リーグ年間３４試合の２７試合目が敵地での鹿島戦だった。２度のリードを許しながら逆転勝利を飾り、リーグＶに結びつけたゲンの良いカードだけに丹羽は「何かあるのかなと思います。あの試合に勝って優勝が近づいたし、今回もターニングポイントになる一戦」と昨季の再現を約束。東口も「しっかり勝って、鹿島の良い流れをこっちに持ってきたい」とリーグ６連勝中の難敵撃破を誓った。