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新潟、5発大勝で浦和戦9年ぶり勝利も指揮官慎重「まだ半分」

[ 2015年9月2日 21:48 ]

<ナビスコ杯 新潟・浦和>後半、新潟・指宿(11)がゴールを決め山崎(左から2人目)と喜ぶ

ナビスコ杯準々決勝第1戦 新潟5―0浦和

(9月2日 デンカS)
 新潟が浦和相手に2006年7月19日のJ1リーグ戦(新潟ス)以来となる9年ぶりの公式戦勝利をマークした。

 前半ロスタイム突入後の48分、素早いリスタートからFW山崎のゴールで先制。後半5分にDF舞行龍ジェームズが押し込んで追加点を決めると、FW指宿が同11分と30分にゴール。同37分にはFWラファエル・シルバも決め、J1リーグ戦年間順位15位の新潟が第1ステージ覇者で年間順位2位の浦和から5点を奪っての大勝をものにした。

 山崎の先制ゴールは、センターライン付近で得たFKの際に相手の集中が切れた一瞬を突いたDF大井が長いボールを出し、走り込んだFW山崎が右足でシュートを決めたもの。山崎は「健太郎くんがうまく自分を見てくれて、いいパスが来たので入って良かった」と声を弾ませつつ、中3日で迎えるアウェーでの第2戦に向け「5点差はあるが、もう1回0―0の気持ちで戦う」とクラブ史上初の4強入りへ向けて闘志満々。

 柳下監督も「全員が高い集中力を持ってやれた。そこが良かった」と振り返りながらも「まだ半分終わったばかり。次のためにしっかり準備をしていく」と枯れたのどを振り絞って次戦を見つめた。

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2015年9月2日のニュース