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「完璧主義者」ハリル監督 “ポロリ”で脇の甘さを露呈

[ 2015年9月2日 06:48 ]

風でめくれたボードの紙を押さえるハリルホジッチ監督

代表合宿2日目

(9月1日 埼玉県内)
 W杯アジア2次予選カンボジア戦(3日、埼玉)、アフガニスタン戦(8日、テヘラン)を控える日本代表は1日、埼玉県内で練習を行った。バヒド・ハリルホジッチ監督(63)は情報漏えいを警戒して戦術確認を非公開としたが、公開した冒頭15分で先発メンバーが明らかになるアクシデントが発生。5バックのカンボジアを想定してアーリークロスなどを準備していることも判明した。

 チームは6月16日のW杯アジア2次予選シンガポール戦からアジア勢に4戦未勝利。負ければ進退問題にも発展しかねない決戦に向け、ハリルホジッチ監督はピリピリムードを漂わせた。情報漏えいを警戒して、この日と2日の公式練習を非公開にすることを決めた矢先に、まさかの“ポロリ”。就任以降「私は完璧主義者」と豪語してきたが、脇の甘さを露呈してしまった。

 この日、所属クラブの試合の影響で帰国が遅れた香川、長友、原口が合流した。全23選手がそろった練習前の円陣では、8月27日のメンバー発表会見でも指摘していた就任後にPKでの得点がないことを強調。敵陣ペナルティーエリア内でDFの前に体を入れるプレーをレクチャーするなど、なりふり構わず勝負に徹する姿勢を見せた。

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