×

J3秋田 日本国籍取得、盛礼良レオナルドに ブラジルから青森山田留学

[ 2015年7月31日 16:05 ]

 J3秋田は31日、FWレオナルド(29)が帰化申請を行い、日本国籍を取得したと発表した。登録名は「盛礼良(もれいら)レオナルド」に変更となる。

 ブラジル出身のレオナルドは1986年2月4日生まれの29歳。サッカー留学した青森山田高からJAPANサッカーカレッジを経て07年にJ2東京V入り。同年に当時J2だった鳥栖へ期限付き移籍し、08年まで在籍。09年にJ2栃木、10年途中にJ2北九州へそれぞれ期限付き移籍した後で、11年にJ2北九州へ完全移籍して12年まで在籍。JAPANサッカーカレッジを経て14年からJ3秋田へ加入していた。Jリーグ在籍は8年目で、日本語を流暢に話す。

 晴れて「盛礼良レオナルド」となった同選手はクラブを通じてコメントを発表。「この度、日本国籍を取得出来たことを心から嬉しく思います!16歳でブラジルを離れ、サッカー留学で2002年に青森山田高校へ入学しました。言葉、食事、文化など全く経験をしたことのない環境で家族や友人への寂しさがある中、サッカー部の黒田監督をはじめ、先生や先輩、後輩たちがその大変さを乗り越えるための力を下さったことは絶対に忘れません」とまずは感謝を述べ、「そして、日本の素晴らしさや文化を教えてくれたり、どんなときでも支えてくれる奥さんに出会い、おととしには待望の娘を授かることが出来ました。そんな大切な家族を神様が日本で与えてくれたからにはこの国に恩返しをしたいという気持ちが強くなり、日本に帰化することを決意しました」と日本国籍取得に至った経緯を説明した。

 その上で「今までそしてこれからの人生、日本での生活に関わってくれた方々と親に感謝の気持ちでいっぱいです」と盛礼良。「日本人として必ず誇りを持って生きていきたいと思いますので、ファン・サポーターの皆様これからもよろしくお願いいたします」と喜びを語った。

続きを表示

2015年7月31日のニュース