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鹿島、柴崎弾もACLミラクル突破ならず…FCソウルに苦杯

[ 2015年5月5日 21:55 ]

<鹿島・FCソウル>後半、ゴールを決める鹿島・柴崎

ALC1次リーグ最終戦 鹿島2―3FCソウル

(5月5日 カシマ)
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は5日、各地で1次リーグ最終戦が行われ、H組3位の鹿島はホームで勝ち点で並ぶ2位のFCソウル(韓国)と対戦。2―3で敗れ、史上初の開幕3連敗から1次リーグ突破はならなかった。

 前半8分、スタメン起用に応えたFW赤崎が先制点。MF土居からのパスをゴール前中央で受け、DFが寄せる前に右足で狙い澄ましてゴール左に決めた。しかし36分、CKからノーマークとなったイ・ウンジェにヘディングシュートを決められ追いつかれた。

 1―1で迎えた後半。立ち上がりの6分にCKからショートコーナーでつながれ、ファーサイドへのクロスにバルバが頭で合わせてシュート。ゴールを許した。

 引き分けも許されない鹿島はFW高崎、MF本山を投入。後半34分にはゴール前のこぼれ球を日本代表MF柴崎が詰めて同点に追いついた。その後も猛攻を仕掛けたが、ロスタイムにモリーナに勝ち越し弾を決められ力尽きた。

 鹿島は3連敗後からミラクル進撃を続けていた。4月7日ホーム広州恒大(中国)戦で1―1の後半ロスタイムに高崎が決勝点。続く21日アウェーのウェスタン・シドニー戦では金崎が後半ロスタイムV弾。劇勝を重ねて最終戦へとつないだが、あと1勝届かず16強入りを逃した。ACLで鹿島が決勝トーナメントに進めなかったのは今回が初となった。

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