なでしこ佐々木監督　代表復帰の澤に期待「チームの柱に」

W杯登録メンバーを発表するなでしこジャパン・佐々木監督
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　日本サッカー協会は１日、都内で会見し、連覇のかかる女子ワールドカップ（Ｗ杯）カナダ大会（６月８日開幕）に臨む登録メンバー２３選手を発表した。代表復帰を果たしたＭＦ澤穂希（３６＝ＩＮＡＣ神戸）に大きな期待を寄せた。

　佐々木則夫監督はまず「１１年に何とかチャンピオンになることができました。１５年もチャレンジ精神を忘れず、連覇に挑戦できるのはなでしこだけなので、一丸になって日本の皆さんに勇気、元気、希望を与えられるようにしたい」と意気込みを表した。

　選手選考のポイントについては「ピッチで戦える意欲、あきらめないチームにできるメンバーを選考した。厳しい戦いの中で、なでしこらしい戦いができる２３人はこれであろう、と選考した。ケガで選考できなかった選手もいるが、期待に応えられるよう、このメンバーでチャレンジしていきたい」と語った。

　前回１１年のドイツ大会初優勝の立役者、ＭＦ澤穂希（３６＝ＩＮＡＣ神戸）が代表復帰には「アルガルベ杯にも連れていきたかったが、故障明けだった。戦う意識の高いチームにしていきたい中で、現在のパフォーマンスは問題ない。彼女の経験、ピッチ内外でチームの柱として頑張ってもらいたい」と期待した。