本田　５戦ぶり先発も不発…地元紙からチーム最低点の酷評

ジェノア戦の前半、競り合うＡＣミランの本田（右）

セリエＡ ＡＣミラン１―３ジェノア

（4月29日）
　５戦ぶりに出場したＡＣミランの日本代表ＦＷ本田は不本意なプレーに終始した。右ＦＷで先発も、前半１７分に放った左足シュートがＣＫを獲得した場面以外、後半９分に退くまで見せ場をつくれなかった。

　３０日付のコリエレ・デロ・スポルト紙はチーム最低点の４・５をつけ「存在を認識できなかった」と酷評した。インザーギ監督と選手の衝突が伝えられる中、ホームで惨敗して２連敗。１０位で来季欧州リーグ出場も絶望的となり、指揮官の解任報道も出た。クラブ公式テレビ「ミランチャンネル」は３０日に監督続投を伝えたが、名門の惨状は目を覆うばかりだ。