川澄、Ｗ杯連覇へなでしこＬ観戦訴える「厳しくチェックして」

なでしこジャパンのＭＦ川澄奈穂美

　ポルトガルで行われた女子サッカーの国際親善大会「アルガルベカップ」で９位に終わったなでしこジャパンのＭＦ川澄奈穂美（２９＝ＩＮＡＣ神戸）が１２日、自身のブログを更新。今月２８日に開幕するなでしこリーグ観戦を呼びかけた。

　川澄は、２―０で勝ったアイスランドとの９位・１０位決定戦には出場しなかったが、「日本にとってＷ杯に向けて色々とヒントを得た試合だったと思います」と大会連覇を目指す６月開幕の女子ワールドカップ（Ｗ杯）カナダ大会へ糧となったことを報告。

　「大会通じての応援ありがとうございました」と感謝の気持ちを表明すると、「今日で代表活動は一旦解散になり、選手はそれぞれのチームに戻ります。ほとんどの選手はなでしこリーグに所属しています。なでしこリーグは３／２８（土）に開幕します。日本代表が強くなるにはなでしこリーグ全体のレベルアップが必須です。そのためにみなさんには試合会場に足を運んでいただき、各選手が手を抜いていないか、必死にやっているか、厳しくチェックしていただきますよう、よろしくお願いします！」と観戦を呼びかけた。

　なでしこリーグは今月２８日に開幕。川澄やアルガルベ杯のメンバーからは外れたＭＦ澤穂希（３６）らが所属するＩＮＡＣ神戸は、昨季女王の浦和と敵地の埼玉・浦和駒場スタジアムで対戦する。