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京都 和田監督の提案で黙とう「復興が進んでいるように見えても…」

[ 2015年3月11日 20:40 ]

 東日本大震災から4年が経過した11日、J2京都は練習前に1分間の黙とうをささげた。神戸市出身で、阪神・淡路大震災を経験した和田昌裕監督(50)が発案。選手だけでなくスタッフも全員が集まってピッチ上に円陣を作り、災害により亡くなった方々へと追悼の意を表した。

 過去に京都は、11年に復興チャリティーマッチ(対C大阪)の開催や、公式戦開催時に募金活動を行うなどしてきた。和田監督は「震災から4年が経過しましたが、復興が進んでいるように見えても、犠牲に遭われた方々の心の傷は一生に癒えることはないと思います。“何か手助けできることがあれば積極的にやっていこう”と選手たちに伝えて練習をスタートしました」と話した。

 京都は15日に今季ホーム開幕戦となる磐田戦(西京極)を控えている。

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2015年3月11日のニュース