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青森出身GK、U―22櫛引 被災地へ「感謝」の完封誓う!

[ 2015年3月11日 05:30 ]

軽快な動きでボールを捕るU-22日本代表GK櫛引

 16年リオデジャネイロ五輪を目指すU―22日本代表は11日の親善試合ミャンマー戦(フクアリ)に向け10日に公式練習を行った。4年前に東日本大震災が起こった日に行われる特別な一戦。青森県出身のGK櫛引が被災地への思いをプレーで表現することを誓った。

 雪が舞い散るスタジアムで約1時間半。戦術練習に汗を流した。攻撃練習では時折、櫛引が好セーブを見せた。「震災の日に特別なことではあります。僕らがここに立てているのは(支援してくれた)全国の皆さんのおかげ。感謝の気持ちを表したい」と東北出身者としての思いを代弁するとともに試合への意気込みを語った。

 11年は既に清水に入団。実家は内陸部の青森市であるため被害はなかった。それでも「八戸市や沿岸部に住んでいた知り合いで被害を受けた人もいるんで、(試合をできることに)感謝の気持ちを持ってやれれば」と“感謝”という言葉を繰り返した。復興を支えてくれる人たちへ。ゴールを守り、勝利をつかんで謝意を伝える。

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2015年3月11日のニュース