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ハリル氏と同郷、オシム氏が日本協会からの照会認める

[ 2015年3月2日 05:30 ]

08年キリン杯、コートジボワール代表監督として来日したハリルホジッチ氏(右)はオシム氏と会話する

 元日本代表監督、イビチャ・オシム氏がサラエボで、次期日本代表監督として日本協会と合意間近のハリルホジッチ氏について、同協会から照会があったことを認めた。

 昨年のW杯ブラジル大会でアルジェリアを16強に導いたハリルホジッチ氏は、オシム氏と同じボスニア・ヘルツェゴビナ出身。W杯でボスニア・ヘルツェゴビナを率いたサフェト・スシッチ氏に関しても問い合わせがあったことを認めたオシム氏は2月27日に「彼らは私がよく知っている人々。そういう状況で誰が最良かを口にして彼らの人生を決めるようなことはしたくない。言えることは2人の候補者とも素晴らしいということだけだ」と述べた。

 日本代表監督の職については「誰でも日本協会から誘いを受ければ誇りに思うに違いない」と強調。日本協会が欧州を中心に人選を進めることには「日本では欧州の有名監督が求められているのだろう。しかし、なぜ欧州で素晴らしい選手生活を送った日本の元選手を起用することを考えないのか」と、選手として海外経験豊富な日本の指導者も選択肢になり得るとの考えを示した。

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2015年3月2日のニュース