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磐田 FW山崎が新潟へ完全移籍…昨季のチーム得点1、2位が流出

[ 2015年1月7日 16:15 ]

 J2磐田は7日、FW山崎亮平(25)がJ1新潟へ完全移籍すると発表した。山崎は昨季、FC東京への移籍が決まったFW前田遼一(33)の17得点に次ぐチーム2位の8得点をマークしており、J1復帰を目指すチームにとって痛い流出となる。

 山崎は千葉・八千代高から07年に磐田入団。左足骨折や甲状腺機能亢(こう)進症(バセドー病)などを乗り越え、10年にはナビスコ杯決勝でゴールを決めて優勝に貢献した。12年には元日本代表FW中山雅史氏(47)の背番号「9」を受け継ぎ、J2に降格した今季は39試合に出場して8得点をマークした。

 山崎は磐田を通じて「8年間ありがとうございました。高校を卒業してからジュビロに入らせてもらい、怪我や病気などしてなかなかチームに貢献できてなかった自分を、常に応援してもらってとても感謝しています。9番という特別な番号をもらいながら、サポーターのみなさんの期待に応えられるようなプレーは出来ませんでした。それでも磐田で9番を背負いプレー出来たことは自分の誇りです。移籍することになりましたが、今まで以上に応援してもらえるような選手になれるように頑張ります。今までありがとうございました」とコメント。新天地となる新潟を通じては「このチームでタイトルを取れるように精一杯がんばりますので、応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

 磐田はこの日、FW金園英学(26)が仙台へ完全移籍することも発表。ブラジル出身のFWポポ(36)は昨年12月に退団が発表されており、昨季のFW登録5選手のうち4選手の退団が決まった。

 また、FW中村祐輝(27)がJ2岐阜から、MF太田吉彰(31)が仙台からそれぞれ完全移籍で加入することも発表。新潟から期限付き移籍していたDF坪内秀介(31)は完全移籍で加入する。

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2015年1月7日のニュース