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大仁会長 アギーレ監督の八百長疑惑、契約時に把握せず

[ 2014年12月6日 05:30 ]

大仁会長は、アギーレ監督の八百長疑惑について契約時に把握していなかったと明言した

 日本サッカー協会の大仁会長はスペインリーグの八百長疑惑の渦中にある日本代表アギーレ監督に関して就任時の調査では問題を把握していなかったことを明かした。横浜市内で取材に応じ「契約の時点で分かっていたわけではない。今回もそれなりに調査はしたが、その時点では問題なかった」と話した。

 アギーレ監督の就任は今年8月。一方、スペインでは、八百長疑惑に関する調査は昨年から始まっているとされ“身辺調査”が徹底されていなかったことになる。指揮官は前日、日本協会の顧問弁護士を通じ潔白を主張も、今後、スペイン検察庁から告発されれば来年2月にも裁判所に出頭予定だ。嫌疑が固まり起訴されれば進退問題は避けられない。大仁会長は「現時点で問題ないと聞いている。それで十分」と話したが、今後、問題が拡大すれば日本協会幹部の任命責任も大きく問われそうだ。

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2014年12月6日のニュース