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長友、右肩また脱臼…インテル逆転で1位突破も痛っ

[ 2014年11月29日 05:30 ]

<インテル・ドニプロ>前半、肩を脱臼し、痛みをこらえる長友

欧州リーグ1次リーグ第5節F組 インテル・ミラノ3―1ドニプロ

(11月27日)
 欧州リーグの1次リーグ第5節は27日に各地で行われ、F組でインテル・ミラノのDF長友佑都(28)はドニプロ(ウクライナ)戦に先発も、右肩を脱臼するアクシデントで途中交代。試合は2―1で制して1位突破が確定したが、日本代表が出場する来年1月のアジア杯(オーストラリア)への影響が心配される。I組でヤングボーイズ(スイス)のFW久保裕也(20)はスロバン・ブラチスラバ(スロバキア)戦で2得点し、3―1の勝利に貢献した。

 激痛に顔をゆがめ、うずくまった。前半35分、右サイドバックの長友が前線に飛び出しシュート。だが、次の瞬間、悲劇は起きた。相手GKと交錯し右肩から落下。途中交代し、即座にロッカー室で応急処置が施された。クラブは「右肩を脱臼して整復された」と発表。試合後、長友は「大丈夫です」と2度繰り返したが、右肩がゴム製の器具で固定されるなど、痛々しかった。

 長友はこれまでも右肩脱臼を繰り返してきた。FC東京時代の09年10月には練習中に脱臼して長期離脱。11年7月にも親善試合のセルティック戦で脱臼し、癖になっている可能性も高い。アウシリオ強化部長は「初期情報だが、手術の必要があるとは聞いていない。重大なものではないと理解している」と話したが、別のクラブ関係者は「(30日の)ローマ戦は無理だと思う」と明かした。日本代表は来年1月にアジア杯を控える。激しいコンタクトプレーが求められるDFにとって今回の負傷には不安が残る。

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2014年11月29日のニュース