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アギーレ監督、八百長問題で来月初旬にも起訴?スペイン紙報道

[ 2014年11月29日 05:55 ]

スペインリーグの八百長疑惑の渦中にある日本代表のアギーレ監督

 スペインリーグの八百長疑惑の渦中にある日本代表のアギーレ監督が週明けにも起訴される見通しと28日付のスペイン紙マルカが伝えた。11年5月のレバンテ―サラゴサ戦での八百長問題で同紙は地元検察が関係者35人への事情聴取をほぼ終えており、12月1日か2日にも起訴に踏み切ると報道。起訴される関係者は両クラブの会長、選手計28人のほか当時サラゴサを率いていたアギーレ監督も含まれるという。

 アギーレ監督はこれまで事情聴取で召喚されることはなかったが、裁判に発展した場合はスペインの裁判所に出廷の義務が生じる見込み。判決で有罪となれば懲役が科される可能性もあり、当然、日本代表監督としても進退問題は避けられない。来年1月、連覇を目指すアジア杯(オーストラリア)へも大きな影響を及ぼすことになる。

 現在、指揮官は欧州視察中で12月初旬に再来日の予定。10月に八百長疑惑について質問された際は「全く心配していない。状況を見守りたい」と否定。日本協会の原専務理事も一貫して「全くそういうことはないと言っている。それ以上は何もない」と話している。

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2014年11月29日のニュース