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浦和、最下位の徳島に逆転勝ち!水浸しピッチもセットプレーから2発

[ 2014年10月5日 16:09 ]

<浦和・徳島>後半18分、浦和・那須が勝ち越しゴールを決め、李(奥)と喜びのダッシュ

J1第27節 浦和2―1徳島

(10月5日 埼玉)
 首位・浦和がセットプレーからの2得点で最下位の徳島に2―1で逆転勝ちし、勝ち点を56に積み上げた。徳島はリーグ戦6連敗で、勝ち点は12のまま。

 前節は下位に低迷するC大阪に零敗し、リーグ戦7試合ぶりの黒星を喫した浦和。この日は台風18号の影響による雨が試合開始前から激しく降り、ピッチに水が浮いた難しいコンディション。それでも浦和が序盤から試合を支配し、前半29分にはMF平川のクロスに反応したFW興梠が頭で惜しいシュートを放った。

 しかし前半33分、ゴールキックの流れから徳島FW佐々木が中盤でボールを拾って前線にパスを送ると、MF衛藤が浦和選手2人の間を抜け出しGK西川との1対1から右足でシュート。ゴール右隅に決まり、徳島が最初のチャンスで先制点を挙げた。浦和は同41分、正面やや右で得たFKを柏木が左足で直接狙うと、ボールは右ポストに当たってゴールに吸い込まれ、試合を振り出しに戻した。

 後半18分には左FKから柏木が前線にボールを送り、李が胸でフリックしたボールを那須が右足で決めて2―1と逆転に成功。守備では前半の失点以外は徳島に決定的な場面をつくらせず、無失点に封じた。

 試合後のインタビューでは「いいチャンスもらっていたので、そろそろ決めないと示しがつかなかった」と同点FK弾を振り返った柏木。悪条件の中でも「優勝するっていう気持ちが勝利に導いた」と執念でつかんだ勝ち点3であることを強調した。

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2014年10月5日のニュース