仙台　７試合ぶり勝利！代表４選手擁するＦＣ東京を撃破

Ｊ１第２７節 仙台１―０ＦＣ東京

（10月5日 ユアスタ）
　仙台がホームでＦＣ東京を下し、８月１６日の第２０節・清水戦（ユアスタ）以来７試合ぶりの勝利を挙げた。

　今月親善試合２戦を戦う日本代表に４選手が招集されているＦＣ東京に対し、アギーレジャパンに選出ゼロの仙台が互角に戦い、後半３０分には左サイドから駒かいパスを多用して崩し、最後は１０年途中までＦＣ東京に在籍していたＦＷ赤嶺がＦＷウィルソンのシュートのこぼれ球を右足で押し込んだ。

　古巣相手に決勝弾を決めた赤嶺は「思い出のあるクラブとの対戦で楽しみだった。結果につながって良かった。皆で連動してウィルソンがシュートを打てた。その後、うまく反応できた」と振り返り、渡辺監督は「（リーグ）中断明けから勝ち星を挙げられない中、選手たちは歯を食いしばってやってくれていた。気持ち、魂を試合にぶつけてくれました」とまずは選手に感謝。ホームでの勝利に歓喜するサポーターに対しては「長らくお待たせして申し訳なかったですが、残り７試合、今まで以上の後押しをお願いします」とメッセージを送った。