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ミラン移籍のロペス 古巣レアルへ感謝の手紙「天国からの贈り物だった」

[ 2014年8月15日 13:31 ]

古巣レアル・マドリードへ感謝を述べたACミランのGKディエゴ・ロペス(AP)

 イタリア・セリエAのACミランへ移籍したGKディエゴ・ロペス(32)が14日、古巣レアル・マドリードへ別れの手紙を送り、Rマドリードのクラブ公式サイトで全文が紹介されている。

 ロペスは冒頭「自分の心のクラブであるレアル・マドリードでプレー出来ると言う事は自分の中で何よりも誇りに感じている。クラブ、フロレンティーノ・ペレス会長に感謝したい」とクラブへの感謝を伝えた。

 Rマドリードの下部組織出身のロペスは、スペイン代表GKでもある正GKイケル・カシージャス(33)の厚い壁に出場機会がほとんどなく、同クラブBチームや、移籍したビジャレアルで活躍した。セビリアに在籍していた13年1月、カシージャスが長期離脱した古巣からモウリーニョ監督(当時)の要請もあって、復帰を果たすと、カシージャスが復帰した後も正GKとしてプレーした。昨季もアンチェロッティ監督の信頼を受けて、リーグ戦ではレギュラーとしてゴールを守った。

 古巣復帰後の1年半を「下部組織で育ったものに取って、自分の人生のクラブに戻れることは何よりも大きな喜び」と振り返り、「ジョゼ・モウリーニョ、カルロ・アンチェロッティの偉大な監督に感謝している」と信頼して起用してくれた2人に感謝を述べた。

 「チームメート、トレーナー、ドクター、用具係、クラブの人々、全ての人々に感謝している。皆とあの素晴らしい幸せな時を共有できた事は本当に喜ばしい事だ。多くの愛情を注いでくれて本当にありがとう。皆に幸運がある事を祈っています」とつづると、最後に「全ての力を尽くしてチームを去る事が出来たので自分は幸せだ。レアル・マドリードでの1分、1分が誇りな事だと自信を持って言える。自分にとって天国からの贈り物だった」と締めた。

 レアル・マドリードは今夏、W杯で活躍したコスタリカ代表GKケイラー・ナバス(27)を獲得している。

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2014年8月15日のニュース