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東福岡が17年ぶりの頂点に!延長戦で“お目覚め”3得点

[ 2014年8月9日 05:30 ]

延長前半、決勝のゴールを決める東福岡・末永

 全国高校総体(インターハイ)第8日は山梨中銀スタジアムなどで行われ、サッカー男子決勝は東福岡(福岡)が延長の末に4―1で大津(熊本)に勝ち、17年ぶり2度目の優勝を果たした。新体操の女子個人総合は仁川(インチョン)アジア大会代表の河崎羽珠愛(千葉・植草学園大付)が優勝、男子個人総合は安藤梨友(岐阜・済美)が勝った。テニスのシングルス男子は高橋悠介(神奈川・湘南工大付)、女子は伊藤佑寧(東京・日出)が制した。

 男子サッカーの頂点に立ったのは、圧倒的な攻撃力を持つ東福岡だった。森重監督は「厳しい試合をものにしてきた。最後も先制されて苦しかった」と劣勢をはね返した選手を称えた。

 1点を追う後半33分、赤木の左サイドからのクロスがゴールネットを揺らした。「(味方が)触れなくても逆サイドのネットに入るようなクロスを上げた」。これで息を吹き返すと延長前半4分に末永がハーフライン手前から狙い澄ましたロングシュートを決めて勝ち越し。日頃の走り込みの成果を見せてさらに2点を加え、勝負を決めた。

 元日本代表の本山(鹿島)らを擁して97年に高校総体を初制覇したチームは、冬の全国高校選手権でも優勝している。中島主将は「満足したらそこまで。気を緩めることなくやっていきたい」と表情を引き締めた。

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