バーゼル移籍の柿谷、国内残すは２戦「勝てるようにやりたい」

シュート練習をするＣ大阪のＦＷ柿谷

　スイス１部バーゼルへの完全移籍が決まった日本代表ＦＷ柿谷曜一朗（２４）が、残り２試合となったＣ大阪の公式戦に出場することが濃厚となった。

　１２日の天皇杯２回戦ヴィアティン桑名戦（金鳥）、１５日の川崎Ｆ戦（金鳥）を最後に海を渡るエースについて、ペッツァイオリ監督は「１００％の力でプレーできるのであれば（出場への）可能性を追求したい」と起用を示唆。柿谷がチームに本格合流したのが４日。８日の２部練習ではフルメニューを消化し居残りでシュート練習を行った。Ｃ大阪での有終を飾りたい思いは強く「（居残り練習は）いつも通り。しっかり勝てるようにやりたい」と残り２試合へ力を込めた。一発勝負の天皇杯、そして現在１３位と低迷しているリーグ戦の再開初戦。チームを勢いづける勝利を置き土産とする。