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ブラジル大統領 開幕戦異例のスピーチなし ブーイング起きる

[ 2014年6月13日 11:50 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)開催国ブラジルのルセフ大統領は12日、開幕戦を観戦したが、スピーチはしなかった。競技場のスクリーンに姿が映し出されると観客席からブーイングが起きた。W杯の開幕戦でホスト国の首脳がスピーチをしないのは異例。

 国連の潘基文事務総長と国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長もルセフ氏と同席したが、いずれも場内に向けてのスピーチはしなかった。

 昨年6月のコンフェデレーションズカップの開幕戦、日本対ブラジルでは、ルセフ氏があいさつしようとすると、観客席からブーイングが起きたため、取りやめた経緯がある。

 W杯をめぐっては、ブラジル各地で公金を使ってのインフラ整備などに反対するデモが相次いでいる。(共同)

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2014年6月13日のニュース