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本田が発起人 卓球大会で団結!優勝香川ら23選手参加

[ 2014年6月13日 05:30 ]

日本代表の宿舎には卓球台が置かれ、対戦トーナメント表が貼られていた

W杯1次リーグC組 日本―コートジボワール

(6月14日 レシフェ)
 日本代表がピンポン交流で結束を強めた。10日の夕食後(日本時間11日早朝)に、本田の発案で大卓球大会を開催。23選手、トレーニングパートナーの高校生2人に加え、スタッフからは矢野通訳も参戦した。

 総勢26人によるトーナメント方式で、夕食中に抽選で組み合わせを決定。数日前から計画されており、GK西川は「こそ練(こっそり練習)をしていた選手も多く、かなりレベルは高かった」と明かした。

 関係者によると、発起人の本田はピッチ上とは違い自信なさげで2回戦敗退。それでも勝利に対する執着心は誰よりも強かったという。長友は高速サーブなど身体能力を前面に出したスタイルを貫いたが、ボディーコンタクトのない種目では分が悪く初戦敗退。森重はカットマンとして粘り強いラリーを展開した。注目の決勝は香川―大久保のカードで、接戦の末に香川に軍配。今野は派手さはないが堅実なプレーを見せ、3位決定戦で清武に競り勝った。

 賞金、賞品はなく、かけたのは名誉と誇り。王者となりW杯に弾みをつけた?香川は尊敬するカズに「(合宿地は)環境が整っていて、凄く過ごしやすい」とメールで報告した。10年W杯南アフリカ大会でも卓球で選手間の距離を縮めたが、全選手参加型の大規模大会は異例。充実のリラックスタイムを経て、“サー”戦闘モードだ。

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2014年6月13日のニュース