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元W杯主審の岡田さん 西村主審は「素直に笛吹いた」

[ 2014年6月13日 19:23 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)開幕戦のブラジル―クロアチア(12日・サンパウロ)で西村雄一主審が後半24分にブラジルにPKを与えた判定について、W杯で主審を務めた経験を持ち、日本サッカー協会で審判員の指導を担う岡田正義さんは「立場上、判定が正しかったか、そうではなかったかは言えない」と前置きした上で「いいポジションから見ていた。西村君が見えた通り、素直に笛を吹いたのだと思う」と見解を語った。

 西村主審はペナルティーエリアすぐ外のやや右寄りに位置を取り、フレジ(ブラジル)が倒れた瞬間も視界は遮られていなかったとみられる。W杯開幕戦の審判員を日本人が任されたのは今回が初めて。岡田さんは「西村君が積み重ねてきた努力を評価されたということ。日本の審判員関係者にも大きな力になる」とたたえた。

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2014年6月13日のニュース