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アルゼンチン親善試合で領土主張の横断幕掲げる 英BBC伝える

[ 2014年6月8日 14:08 ]

 サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕を控え、アルゼンチン中部ラプラタで7日行われた国際親善試合で、アルゼンチン代表チームが試合開始直前に「マルビナス(英領フォークランド)諸島はアルゼンチンだ」と書いた横断幕を掲げた。英BBC放送(電子版)が伝えた。

 アルゼンチンは同諸島の帰属をめぐり英国と緊張関係にあり、1982年にはフォークランド紛争に発展した。国際サッカー連盟(FIFA)は試合会場での政治的な宣伝活動を禁じており、親善試合もFIFAの監督下にある。

 2012年ロンドン五輪のサッカーでは、韓国が3位決定戦で日本に勝った後、韓国選手が竹島(韓国名・独島)の領有を主張するプラカードを示し、FIFAと国際オリンピック委員会から処分を受けた。

 7日の試合はアルゼンチン代表が2―0でスロベニア代表を下した。(共同)

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2014年6月8日のニュース