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“必殺の武器”になる!?本大会で出るか 青山の正確無比ロングパス

[ 2014年6月8日 10:40 ]

途中出場の青山が鮮やかなロングパス、決勝ゴールをおぜん立てした

国際親善試合  米国・タンパ

(6月6日 日本4―3ザンビア)
 2試合連続で先制され追加点も許した。W杯では2点ビハインドは致命的。前回の南アフリカ大会で逆転試合は4試合あったが、全て1点ビハインドまで。2点リードされて逆転勝利したチームはなかった。大逆転はW杯では容易ではないだけにゲームの入りには大きな課題が残った。

 W杯で勝利をつかむには必殺の武器が欲しいところ。前回はMF本田の無回転FKが威力を発揮したが、後半46分にFW大久保のゴールをアシストしたMF青山の正確無比なロングパス(30メートル以上)は今回、大きな武器になる可能性もある。

 ザックジャパン全54試合のゴールアシストを個人別にみると、最多はMF遠藤とDF長友の10回で、本田とMF香川が7回と続く。青山はともにロングパスでの2回。1回目は昨年7月の東アジア杯・韓国戦で、DF裏へ走ったFW柿谷へのアシストだった。

 ロングパスのアシストは遠藤の3回が単独最多で、2回は青山だけ。青山の出場時間は計271分で遠藤の約15分の1。90分で換算すると3試合でアシスト2回。本大会の青山のロングパスに注目したい。

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2014年6月8日のニュース