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鹿島・柴崎が芸術ループで魅せた でも完敗に笑顔なし

[ 2014年5月11日 05:30 ]

<川崎F・鹿島>前半16分、ゴールを決めた柴崎(右)

Jリーグ第13節 鹿島1―4川崎F

(5月10日 等々力)
 W杯メンバーの当落選上にいる鹿島の柴崎が3月29日の横浜戦以来8試合ぶりの今季2点目を決めた。0―1の前半16分に遠藤のヒールパスに反応。ペナルティーエリア内右からGKの位置を見極めてループシュートでネットを揺らした。

 「得点場面は良い形。今季は前線に飛び出す回数を増やして、それがチャンスやゴールにつながっているので個人的には満足」。ボランチからの積極的な攻撃参加は光った。

 ミスの少ないプレーで孤軍奮闘したが、チームは4失点で完敗。今季初の3連敗を喫したこともあり、柴崎は「同点に追い付いた後、攻撃が単調になってしまった。今の自分の実力はこんなもの」と厳しい表情を浮かべた。

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2014年5月11日のニュース