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G大阪また天敵に…決定力不足露呈も遠藤「悲観する内容ではない」

[ 2014年3月30日 05:30 ]

<鳥栖・G大阪>前半、ヘディングで競り合う鳥栖・谷口(手前)とG大阪・岩下

J1第5節 G大阪0―2鳥栖

(3月29日 ベアスタ)
 3たび“天敵”に屈した。G大阪が鳥栖に0―2で完敗。J2降格の屈辱を味わった12年、2戦2敗を喫した借りを返すことはできなかった。

 先制点は警戒していたはずのロングボールから奪われた。DF岩下は「1本でやられちゃ話にならない。一人一人が責任感を持ってやらないと」と厳しい表情。今季初の複数失点にMF今野も「ポジショニングが一瞬遅れた。90分間集中しないといけない」と戒めた。

 アクシデントにも泣いた。27日の練習でDF加地と米倉が負傷。主力2人を欠く中、攻撃陣も決定力不足を露呈して今季3度目の無得点に終わった。両サイドハーフの阿部とリンスが高い位置を取る3トップ気味の新システムも特効薬にはならず。それでも、大黒柱の遠藤は「前半はうまくいっていたし、そこまで悲観する内容ではない。徐々に良くなっている」と前を向いた。今は、その言葉を信じるしかない。

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2014年3月30日のニュース