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本田 絶妙クロスでカカー弾アシストも 絶好機逃し初ゴールお預け

[ 2014年3月30日 06:38 ]

<ACミラン・キエーボ>カカーのゴールをアシストするなど攻守に貢献した本田

 イタリアのセリエA第31節の2試合が29日に行われ、ACミランはホームでキエーボに3―0で快勝し、リーグ戦2連勝を飾った。日本代表MF本田圭佑(27)は右の攻撃的MFでフル出場し、前半27分に右クロスでMFカカーの得点をアシストした。

 ACミランは前半4分、CKの流れからDFラミの右クロスにバロテッリがダイレクトで合わせて先制。同27分には本田が右サイドでパスを受けると、相手守備の動きを見極めてゴール前に浮き球のクロス。これに反応したカカーが胸トラップから右足で決めて、2―0とリードを広げた。ACミランでの公式戦出場300試合目を自らのゴールで飾ったカカーはアシストの本田を指差して称え、ガッチリと抱き合った。

 本田は同37分、左サイドからペナルティーエリアに抜け出したバロテッリからフリーでボールを受け、GKと1対1の決定的なチャンスを迎える。しかし力が入り過ぎたのか、左足シュートはクロスバーを大きく越え、リーグ戦初ゴールはならなかった。

 ACミランは後半も攻撃の手を緩めず、後半8分にはカカーのFKからゴール前の本田がヘディングシュート。これはGKにブロックされたが、こぼれ球をつないでカカーが右足で強烈なシュートを叩き込み、3―0と試合を決定づけた。ACミランは終了間際にはPKを献上するもポストに救われ、2試合連続で完封勝利を挙げた。

 本田は2試合連続フル出場。最後までピッチを走り回って攻守で貢献した。

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