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C大阪 強力FW止められず…ホーム3失点の手痛い1敗

[ 2014年3月11日 21:11 ]

前半、攻撃がつながらず悔しがるC大阪のFWフォルラン

ACL1次リーグE組 C大阪1―3山東魯能

(3月11日 長居)
 勝ち点1で4チームが並ぶグループEは、C大阪がホームで山東魯能(中国)と対戦。試合開始早々に失点すると、CSKAモスクワ(ロシア)時代に得点王に輝いたこともあるFWバグネル・ラブを止めることができず2失点。後半頭から投入されたFW柿谷が1点を返すも1―3と完敗。ACLホーム初戦で手痛い1敗を喫した。

 C大阪はエースFW柿谷をベンチに置き2トップにはFWフォルランとFW杉本を起用。しかし前半5分、セットプレーからFWアロイージオにヘッドで押し込まれ先制を許す。

 ボールを支配するもなかなかフォルランにいい形でボールが入らず好機を作れずにいると同26分、FWバグネル・ラブが後方からのロングボールに走りこみ、大きく跳ねたところでゴールに背を向けトラップすると、マークについたDFカチャルをものともせず振り向きざまに右足を一閃。劣勢だった山東魯能にあっさりと追加点を奪われてしまう。

 0―2のまま試合を折り返すと、C大阪はMF南野に代えFW柿谷を投入。後半からは柿谷を1トップに置く4―5―1に変更し勝負をかけた。

 だが、先にゴールネットを揺らしたのは山東魯能の方だった。FWバグネル・ラブが2点目と同じような形からボールを受けると、マークに着いたDF山下の厳しいプレスを何事もなかったかのように弾き返すと今度は左足を一閃。バグネル・ラブの強靭なフジカルの前に為す術なく3点目を献上してしまった。

 ホームで意地を見せたいC大阪は、後半15分にフォルランを下げMFニコルスを投入。加入後初ゴールを期待されたフォルランだったが、まだチームにフィットできず不発に終わった。

 試合終了間際に右サイドのクロスに後方から走り込んだ柿谷が右足で合わせネットを揺らすも時すでに遅し。ホームで1―3と大敗し、決勝トーナメント進出へ向け大事な勝ち点を取り逃してしまった。

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2014年3月11日のニュース