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岩手県出身の岩清水 12日の決勝前に「東北魂を持って戦いたい」

[ 2014年3月11日 17:49 ]

なでしこジャパンの岩清水梓

 女子サッカー、なでしこジャパンののメンバーで岩手県出身のDF岩清水梓(27)が11日、所属先の日テレ・ベレーザを通じて東日本大震災の被災者にメッセージを贈った。

 「あれから3年間。サッカーをやれている環境に感謝し、そして東北魂を持って戦いたいと思います。現役のサッカー選手である以上、プレーをすることしかなかなかできることはないですが、プレーで気持ちを伝えていきたいと思っています。そして、日テレ・ベレーザとなでしこジャパンをこれからも応援してもらえるように期待に応えたいと思います」

 岩清水は岩手県・滝沢村(現滝沢市)出身。自身は幼少時に神奈川県相模原市に移住したが、現在も祖父母らが故郷で生活している。現在は、ポルトガルで行われているアルガルベ杯に出場中で、12日にドイツとの決勝戦を控えている岩清水。強豪を破って優勝を勝ち取り、地元に勇気を届ける決意だ。

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2014年3月11日のニュース