×

バルサ 首位陥落ピンチ…守備崩壊で今季ホーム初黒星

[ 2014年2月2日 03:45 ]

レッドカードを受け退場となるバルセロナのDFジョルディ・アルバ(左から2人目)

 リーガエスパニョーラ第22節、リーグ首位のバルセロナは11位バレンシアと対戦し、2―3で敗れ今季ホーム初黒星を喫した。2日には勝ち点で並ぶ2位アトレチコ・マドリードや、勝ち点1差の3位レアル・マドリードの試合が控えているため、これで首位陥落の可能性が高くなった。

 前半7分にFWアレクシス・サンチェスのゴールで幸先よく先制するも、前半終了間際にMFパレホに同点弾を奪われると、後半開始早々にも身長163センチの小兵MFピアッティに空中での競り合いであっさり負け、ヘディングでのゴールを決められてしまう。

 その後FWメッシがPKを決め同点に追いつくが、わずか5分後にはMFフェグリにペナルティーエリアを突破されクロスを入れられると、中央でフリーとなっていたFWアルカセルに豪快にネットを揺らされ再び勝ち越しを許す。

 またしても追いかける展開となったバルサだったが、後半32分にDFジョルディ・アルバがこの日2枚目となるイエローカードを受け退場となると反撃の勢いを失い試合終了。経営難により今冬の移籍市場でメキシコ代表MFグアルダードやポルトガル代表FWポスチガなど選手を大量放出した相手に対し、前半開始から試合を支配したが、DF陣が集中力を欠きボールウォッチャーの状態になることが多く、失点を重ねると次第に攻撃のリズムもなくなってしまった。

 公式戦5試合ぶりの勝利となったバレンシアにとっては、後半戦への巻き返しを期待させる大きな1勝となった。

続きを表示

2014年2月2日のニュース