香川先発復帰も不発「個人としてミス多かったのは反省」

＜ベルギー・日本＞前半３７分、ヘディングでゴールを決める柿谷（右は笑顔で祝福する香川）

国際親善試合 日本３―２ベルギー

（11月19日 ブリュッセル）
　２試合ぶりに先発した香川真司は不完全燃焼に終わった。前半３０分に左サイド突破から左ポスト直撃のシュートを放つなど見せ場をつくりながら、ゴールはならず。「チームとしては連動して素晴らしい形からゴールも生まれたけど個人としてはミスも多かった。そこは反省点」と年内最終戦を振り返った。

　１６日のオランダ戦では後半から途中出場して何度も好機を演出。所属するマンチェスターＵで定位置奪回に成功したことで輝きを取り戻しつつあるが、親しい関係者には「自分のプレーには納得していない」とこぼしていた。

　ベルギーも攻撃の軸であるアザールとフェライニを前後半で入れ替えるなどベスト布陣ではなかった。ビッグクラブで日常を過ごす経験から、相手が本番モードからは遠いことを感じており「各選手がクラブで高い意識を持ってやることが大事になる」と成長を誓った。