山脈攻略なるか？ベルギー戦は柿谷、遠藤、川島に注目

国際親善試合 日本―ベルギー

（11月19日 ブリュッセル）
　日本代表はオランダ戦で先発落ちした柿谷、遠藤、川島の主力３選手のプレーに注目が集まる。

　ザッケローニ監督はオランダ戦での選手入れ替えをベルギー戦を見据えたターンオーバーだったことを明かし、今回は１０月までの基本布陣、いわゆる「ベストメンバー」で臨む見通し。オランダ戦で大迫や山口、西川と出場機会の少なかった選手が存在感。遠藤、川島らがベルギー戦で高いパフォーマンスを示せなければチーム内の勢力図が変わる可能性もある。

　ベルギーはアザール（チェルシー）、フェライニ（マンチェスターＵ）、ルカク（エバートン）ら強豪所属のタレントをそろえ、１メートル８５を超える選手もスタメンに多い。近年はロングボール主体のスタイルからパスワークが軸の攻撃サッカーに転換。「ＦＩＦＡランク５位」はチーム力が反映された結果で、日本にはオランダに続いて力試しに適した相手であることは間違いない。