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22年W杯開催地「カタールはミス」 日本立候補も

[ 2013年9月11日 06:00 ]

 FIFAのゼップ・ブラッター会長(77)が22年W杯で開催地をカタールに決定したことを初めて「ミス」と認めた。

 10日付の英サイト「インサイドワールドフットボール」のインタビューで、夏には気温が50度にも達するカタールでの開催について「我々は間違いを犯したかもしれない」と発言した。同会長は既に開催時期を酷暑の6、7月から冬に変更する考えを表明。10月3、4日の理事会で提案する意向をあらためて示し「問題なく認められるだろう」との楽観的な見通しを語った。

 ただし、秋春制の欧州主要リーグを中心に、シーズンの中断につながる冬季開催には反発の声が上がっている。欧州の29リーグが加盟する欧州プロサッカーリーグ連盟(EPFL)は10日に声明を発表。22年冬季五輪への影響などを挙げて「このような重要な問題は急いで結論を出すべきではない」と反対の立場を明確にした。ブラッター会長は開催地変更に否定的だが、日本協会の大仁会長は8月に「(開催地の)投票をやり直すということになれば考える」と、再投票が行われる場合には再び立候補を検討する考えを示している。

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2013年9月11日のニュース