フィオレンティーナＦＷヨベティッチ　マンＣ移籍で合意

　イタリア・セリエＡのフィオレンティーナは１８日、モンテネグロ代表ＦＷステファン・ヨベティッチ（２３）の移籍に関して、マンチェスター・シティー（イングランド）と合意したことを発表した。

　同選手をめぐっては、ユベントス（イタリア）、アーセナル（イングランド）などが獲得を目指していたが、ユベントスのコンテ監督が「ヨベティッチは高すぎる」と発言するなど、３０００万ユーロ（約３９億円）と言われる高額な移籍金が理由で実現しなかった。

　ヨベティッチは０６年下部組織に所属していた１６歳の時に、パルチザン（セルビア）でトップチームデビュー。０８年冬にフィオレンティーナに移籍すると、１０年８月に右膝靭帯の損傷で１シーズン離脱したが、復帰後のここ２シーズンではリーグ戦５８試合で２７得点を記録。モンテネグロ代表としても主力として活躍し、１４年Ｗ杯大会欧州予選Ｈ組では、イングランドを上回って首位に立っている。