×

新たに3人への暴行判明 賭けトランプも 山梨学院大付

[ 2013年6月13日 06:00 ]

 山梨学院大付属高校(甲府市)は12日、サッカー部でケガをさせられた2年の男子部員以外にも、2年の男子部員3人が暴行を受けていたと明らかにした。サッカー部は2カ月間活動を自粛、15日に初戦を迎える全国高校総体の県予選の出場を辞退する。

 同校によると、暴行していたのはケガをした部員を殴るなどした3年の男子部員7人。4月、2年の3人は市内のサッカー部寮の部屋で殴られるなどした。風呂場で熱湯をかけられたり、ケガをした部員と一緒に服を着たまま入浴させられたりした部員もいた。ケガをした部員は口外しないよう言われた。

 また寮で金を賭けてトランプをしていたことも判明した。

 記者会見した望月教邦副校長は一連の問題について謝罪し「対応に甘さがあった。今後はこのようなことがないよう対応したい」と話した。

 同校サッカー部は2009年度のサッカー全国高校選手権で優勝するなど、強豪校として知られる。

続きを表示

2013年6月13日のニュース