ロングスロー封じ！浦和指揮官　身ぶり手ぶりで対策

Ｊ１第１２節 浦和―鳥栖

（5月18日 埼玉）
　１８日に本拠地で鳥栖戦を控える浦和は、さいたま市内で最終調整。相手の大きな得点源であるロングスロー対策に着手した。

　「相手よりも自分たちのサッカーがいかにできるか」を信条とするペトロヴィッチ監督は、普段は相手の特徴や長所を消すような練習はしない。ただ、鳥栖が多用する藤田のロングスローインからの豊田のヘッドは脅威と感じている。指揮官は身ぶり手ぶりでポジショニングや体の使い方などを指示した。指揮官は「（鳥栖は）何でもない場所から得点できる」と警戒心を示し、那須は「ＣＫ同様に集中しないといけない。豊田だけじゃないけど、そこはつぶさないといけないポイント」と現在、得点ランクトップタイの８点を挙げるストライカーを完封　することを宣言した。首位・大宮に食らいついていくためにも絶対に落とせない。