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引退ベッカム米MLS復帰も 今後はオーナーとして?

[ 2013年5月18日 08:15 ]

今季限りでの引退を表明したベッカム

 パリSGの元イングランド代表MFデビッド・ベッカム(38)の引退表明から一夜明けた17日、英国ではサッカーの母国が生んだスターとの別れを惜しむ報道で埋め尽くされた。サン紙は合計22ページでキャリアを振り返り「ありがとう、デビッド」「行かないで」などの見出しが掲げられた。

 ベッカムは英スカイスポーツのインタビューで決断時期に関して「メッシに抜かれたときかな」と笑顔で発言。4月の欧州CLバルセロナ戦に言及したが「本当は分からない。王者として辞めるのは気持ちがいい。だから今、引退するべきだと思った」と振り返った。

 注目の今後にはガーディアン紙がオーナーでの米MLS復帰に言及。07年にロサンゼルス入りした際は5年契約終了時にクラブ購入を可能とする条項が盛り込まれ、古巣ロサンゼルスやマイアミをホームとする新クラブを候補とした。パリSGのアルケライフィ会長はベッカムと関係継続を話し合ったことを認め親善大使などのポストが考えられる。イングランド協会のバーンスタイン会長は「やりたいことがあれば、どんなチャンスも与える」と協会要職で起用を示唆。引退後も引っ張りだことなりそうだ。

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2013年5月18日のニュース