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磐田、森下監督解任 後任は名波氏らOBの意向

[ 2013年5月5日 06:00 ]

J1第10節 FC東京―磐田

(5月6日 味スタ)
 今季J1リーグ17位に低迷する磐田は4日、森下仁志監督(40)を解任した。後任としてヘッドコーチを務める長沢徹氏(44)が暫定的に就任すると発表した。今季のJ1、J2で監督交代は初めて。6日にFC東京戦を控える異例のタイミングで、3日の甲府戦後に高比良慶朗社長が通達。服部健二GMは「湘南、甲府戦はタスクゲーム(勝つべき試合)だった。状況を打開するため」とチームの立て直しを期しての判断と説明した。

 森下監督は12年にコーチから昇格。攻撃サッカーを掲げ、開幕から好調を保った昨季は一時2位まで浮上するも、後半失速。今季は開幕から7試合勝ちなしのクラブワーストを更新し、1勝2分け6敗と低迷していた。「選手、スタッフ一丸となって同じ方向についてきてくれた。結果を出せなかったのは私の責任」と受け入れた。今後は長沢ヘッドコーチが指揮を執るが、服部GMは「常にリスクは考えている」と国内外を含めてリストアップに動いていることを示唆。中断期間までの4試合の戦いぶりを見極めつつ、後半戦に向けて新体制を整えることになる。クラブとしては将来的には元日本代表、名波浩氏(40)らOBを監督に招へいする意向がある。

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2013年5月5日のニュース